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SOTO FUSION Trek SOD-331|OD缶の接続・3本ゴトク・収納を確認
FUSION Trek SOD-331は、OD缶を燃料とする182gの分離型ストーブです。CB缶のTrekMaster ST-331とは別製品なので、ねじ接続、固定・可動ゴトクの違い、ボンベの置き方を専用説明書で確認します。

SOD-331とST-331は、燃料と扱い方が異なる
名前に「Trek」と「331」が入りますが、FUSION Trek SOD-331はOD缶用、TrekMaster ST-331はCB缶用の別モデルです。購入時は頭の文字まで確認してください。SOD-331はマイクロレギュレーターを備えた分離型で、低温時や連続使用時の缶内圧力低下の影響を抑える構成です。
ST-331の記事で扱った、ボンベの向きを変える液出し式の予備加熱手順をSOD-331へ持ち込みません。SOD-331の説明書はOD缶を立てて設置し、燃焼中に器具やボンベを動かさないよう指示しています。型番の似た製品でも、接続部と操作方法を個別に確認する必要があります。
SOD-331の本体重量は182g。使用時の本体寸法は幅430×奥行140×高さ100mm、収納時は幅110×奥行60×高さ100mmです。収納ポーチは付属しますが、燃料缶と点火器具を含む重量ではありません。

指定燃料SOD-725Tを、容器表示と照合する
今回確認した公式説明書が指定する容器は、パワーガストリプルミックスSOD-725Tです。商品ページの「SOTO製品専用容器・OD缶タイプ」という案内だけから、他社のOD缶や任意の容器まで対応を広げていません。購入した器具と容器の最新表示も照合してください。
CB缶を使うST-330やST-331とは接続形式が異なります。変換アダプターや容器の詰め替えを前提とせず、指定燃料を選びます。写真に写る缶は別売なので、本体だけを買ってすぐに燃焼できるとは限りません。
発熱量はSOD-725T使用時3.5kW、使用時間は1本で約1.3時間というメーカー値です。気温25℃・無風での燃焼データから算出された条件付きの値で、寒冷地での燃焼時間や湯沸かし時間の保証ではありません。
固定1本・可動2本を均等に開く
3本のゴトクのうち1本は固定式です。残る2本を時計回りに止まる位置まで開き、3本の間隔が均等になっていることを確認します。3本すべてを無理に回そうとせず、説明書の図で固定側を見分けてください。
ゴトクの外径は160mm、内径は62mmです。メーカーは小さなシェラカップから大鍋までの対応を紹介していますが、鍋底が実際に安定するかは別途確認が必要です。耐荷重5kgの範囲内でも、極端にはみ出す鍋や大きな鉄板は使えません。
平らで安定した場所を選び、バーナーとボンベは15cm以上離します。ST-331の35cmという仕様とは異なります。ホースを引っ張ったり、90度以上曲げたり、物で押しつぶしたりせず、自然に通る配置を取ります。
説明書は輻射熱の影響があるため木製・樹脂製テーブルでの使用を避けるよう案内しています。脚が置ける面積だけでなく、ボンベやホースまで安全に置けることを確認します。
Oリングを点検し、右ねじで正しく接続
取り付けは火気のない屋外で行います。器具栓つまみをOFF方向へ止まるまで回して閉じますが、力任せに締めすぎると故障につながります。接続前にOリングの摩耗や損傷がないか確認します。
容器のキャップを外し、先端を器具のねじ式接合部へ正しく合わせます。説明書では右ねじ方向に、自然に止まるところよりややきつめに締める手順です。斜めに入った状態を力で押し通さないでください。
CB缶モデルの切り込み合わせや約60度回転の手順とは違います。接続後に漏れ音やガス臭があれば点火せず、正しく付け直しても改善しなければ使用を中止し、販売店・メーカーに点検を依頼します。
点火装置はないため、別の火を準備
SOD-331には圧電点火装置がありません。先の長いライターやマッチなどを準備し、あらかじめ点火器具に火を付けてから、器具栓つまみをON方向へ回して着火させる手順です。顔や手をバーナーへ近づけないでください。
説明書では約1回転でガスが出始める目安が示されていますが、気温などの条件で変わります。着火しない状態でガスを出し続けず、いったん閉じて確認します。霧状の白い生ガスが出たときは点火しません。
標高約3000m以上などでは電子式ライターが点火しにくくなる場合があるため、説明書は予備のマッチやフリント式ライターの携行を求めています。点火装置がないことを、現地へ着いてから気付かないよう準備します。

火力を調整し、燃焼中は缶も動かさない
火力はOD缶側の器具栓つまみを回し、炎を見ながら調整します。燃焼中は本体だけでなくボンベも動かしません。器具や缶の移動によって生ガスが出て、炎が大きく立ち上がる危険があるためです。
すり鉢状のバーナーヘッドと多数の炎口は耐風性の特徴ですが、強風でも使用できるという条件ではありません。説明書は強風時の使用を避けるよう求めています。燃料の温度が低いと火力が弱くなることもあり、マイクロレギュレーターがすべての環境差をなくすわけではありません。
火口やゴトクは燃焼中と消火直後に高温になります。炎の色だけで安全を判断せず、異臭・ガス漏れ・異常燃焼があれば使用を中止します。説明書は酸化や食材の塩分によるオレンジ色の炎も説明していますが、すべての不具合が正常という意味ではありません。
屋外でも換気と過熱防止が必要
屋外専用です。テント・車内・室内では使わず、屋外でも換気の悪い場所を避けます。可燃物から30cm以上離し、上から物が落ちる危険のない場所で使用します。
ボンベに直射日光が当たる場所、熱い地面、焚火やヒーターの近く、周囲が40℃を超える場所は避けます。風よけとして器具全体を石や板で囲うことも、缶が過熱する原因になります。
2台を並べて大きな調理器具を載せる、炭の火起こしをする、衣類を乾かすといった使い方は禁止です。ダッチオーブンの空焚きや溶岩石プレートも使用できません。耐荷重だけで使用可否を決めず、強い熱がホースや缶へ戻る使い方を避けます。
閉栓・消火・冷却後に外して収納
通常の消火は、器具栓つまみをOFF方向へ止まるまで回して閉じ、火が消えたことを確認します。ST-331のように缶の姿勢を変えて約30秒待つ手順ではありません。燃焼中に缶を取り外さないでください。
全体が十分冷めてから、容器を取り付けと反対方向へ回して外します。ボンベをつないだまま保管すると、落下や衝撃でガスが出たり発火したりするおそれがあります。
セット時と逆の手順で可動ゴトクを閉じ、ホースに無理な折れや引っ張りがないようにまとめてポーチへ収納します。固定ゴトクを曲げようとしないこと、熱いまま袋へ入れないことを守ります。

手入れは冷却して缶を外した状態で
吹きこぼれや水気を残さず、汚れを拭き取って乾かして保管します。バーナーの目詰まりは不完全燃焼の原因になるため、汚れた場合は説明書に従って手入れします。分解して自己修理する前提ではありません。
Oリングなどのゴム部品は使用頻度に関係なく経年劣化します。摩耗・損傷や接続時の異音・異臭があれば使用せず相談してください。説明書は銘板の製造年月から10年を目安とする買い替え検討も案内しています。

購入前の疑問
野原カエ質問役SOD-331にも、ST-331の予備加熱手順を使うの?
森丘シン仕様の解説役使わないよ。SOD-331は指定OD缶をねじ接続する別モデル。缶を立てて置き、燃焼中に缶も器具も動かさず、専用説明書の手順で使おう。
SOD-331本体と別売燃料を確認

仕様・基本情報
| 商品 | SOTO マイクロレギュレーターストーブ FUSION Trek SOD-331 |
|---|---|
| JAN | 4953571001210(公式店で確認) |
| 使用時の本体 | 幅430×奥行140×高さ100mm |
| 収納時 | 幅110×奥行60×高さ100mm |
| 本体重量・耐荷重 | 182g・5kg |
| ゴトク | 外径160mm/内径62mm、固定1本・可動2本 |
| 使用容器 | SOD-725T(確認した専用説明書の指定、別売) |
| 発熱量・時間 | 3.5kW・約1.3時間(SOD-725T、公式測定条件) |
| 点火・付属品 | 点火器具は別途必要・収納ポーチ付属 |
| メーカー表示価格 | 11,000円(税込)、2026年10月27日確認 |



