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SOTO SOD-300S|73gのOD缶ストーブ・ゴトクの設置と点火・収納
SOTOのマイクロレギュレーターストーブ SOD-300Sは、OD缶に直接取り付ける73gのストーブです。本体につながった3本のゴトクを展開して使い、冷却後は畳んで収納します。SOD-310の着脱式ゴトクやCB缶用ST-310と混同せず、専用説明書で接続・設置・点火の順序を確認します。

73gの本体と折り畳みゴトクを持つモデル
正式名称は「マイクロレギュレーターストーブ」、型番はSOD-300Sです。燃料缶の上へ本体をねじ接続する直結型で、ゴトクは本体につながったまま展開・収納します。SOD-310ウインドマスターのようにゴトクを別部品として着脱する構造ではありません。CB缶を使うST-310とも、燃料・取り付け方式が異なります。
本体重量は73g。圧電点火装置を搭載し、専用収納ケースが付属します。缶と調理器具はこの重量に含まれません。収納時は幅52×奥行52×高さ81mm、使用時は幅96×奥行94×高さ86mmというメーカー寸法です。携行する際はケースだけでなく、必要な燃料と点火の備えを含めた荷物で考えます。
マイクロレギュレーターと火口の役割
連続使用や低温による缶内圧の変化を補うマイクロレギュレーターを備えます。メーカーは寒い環境で火力を保ちやすいことを特徴として紹介していますが、強風下でも安全に使えることや、残量・気温に関係なく同じ火力が続くことを保証するものではありません。
全炎口型火口は、バーナー面に炎口を配置した構造です。メーカーは調理器具へ熱を分散する点を案内しています。点火装置の電気回路を内部に収めたステルスイグナイターも特徴ですが、濡れや風などで着火しない可能性はあるため、点火の備えは別に考えます。
発熱量3.3kW、使用時間約1.5時間はSOD-725T使用時のメーカー値です。気温25℃・無風の燃焼データに基づく条件付きの値で、山中での湯沸かし時間や低温時の連続使用時間とは区別してください。

別売燃料はSOD-710T・725T・750Tを照合
今回の説明書は別売のSOTO専用容器としてSOD-710T、SOD-725T、SOD-750Tを掲載しています。写真の小型缶はSOD-710Tです。缶のサイズや見た目だけで判断せず、型番と容器の注意表示、購入した器具に付属する説明書を確認して選びます。
本体に燃料は付属しません。他社OD缶やCB缶、変換アダプターへの対応を推測しないでください。残量が少なくなった缶を補充・詰め替えする使い方も前提にしません。使用済み容器の処分は容器表示と地域の方法に従います。
閉栓して缶を立て、まっすぐねじ接続する
火気のない屋外で、器具栓つまみを右へ回して完全に閉じます。接続部とOリングに摩耗・損傷などの異常がないことを点検し、容器のキャップを外します。缶を垂直に立てたまま、先端を本体のねじ式取り付け部へ正しく合わせてください。
説明書は右ねじ方向に、自然に止まる位置よりややきつめに締める手順を案内しています。斜めにかかったねじを力で押し通さず、缶を横倒し・倒立にして取り付けないでください。液状ガスが入り、点火時に大きな炎になるおそれがあります。
取り付け後にガスの音や臭いがあれば点火しません。説明書に沿って取り付けを確認しても漏れが止まらないときは、使用を中止して修理を依頼します。燃焼中に器具や缶を傾けたり、移動させたりしないでください。
ゴトクは上へスライド・回転・下へ固定
収納状態の各ゴトクを、まず上側へ止まるまでスライドさせます。次に内側へ止まるまで回転させ、下側へスライドさせます。単に横へ広げるだけでなく、最後に下げて正しい位置へセットすることが要点です。専用説明書の図1〜6と実物を照合してください。
3本すべてが確実にセットされたことを確認してから鍋を載せます。ゴトクを外したり、無理に曲げたりする操作ではありません。設置面は水平で安定した場所を選び、缶の底全体が落ち着いているかも確認します。
メーカー掲載のゴトク寸法は外径112mm・内径60mm、耐荷重は5kgです。これだけで任意の鍋が使えるとは判断せず、鍋底が3点に安定して載ること、重心が偏らないこと、器具を大きく覆って熱を缶へ戻さないことを確認します。
約1〜1.5回転の遊びを理解して点火
器具栓つまみを左へ回すと、説明書では約1〜1.5回転でガスが出始めます。レギュレーター構造による遊びがあるため、半回転程度でガスが出ないことだけを故障と判断しません。ただし回転数は点火確認の代わりではなく、専用説明書の手順に沿って操作します。
ガスを出して赤い点火スイッチをカチッと押し、着火を確認します。白い霧状の生ガスが出た場合は点火せず閉栓します。点火時は顔や手をバーナーへ近づけず、失敗した状態でガスを出し続けないでください。
ガスの勢い、気温、風、湿度などで着火しにくい場合があります。説明書はその場合のマッチ・ライターによる点火も案内しています。使用場所に合った予備の点火手段を用意し、火がついてからは炎を見ながらつまみで調節します。熱いゴトクへ手を触れないよう注意します。

使用場所と熱をこもらせない配置
屋外専用です。家屋・テント・車内では使いません。一酸化炭素中毒の危険があり、屋外でも換気不足になる場所は避けます。強風時、転倒や落下のおそれがある場所、直射日光や熱い地面など缶が過熱する場所でも使用しません。
可燃物から30cm以上離し、周囲や器具の上へ燃えやすい物を置きません。石やブロック、板などで器具全体を囲う使い方は禁止されています。風よけを工夫するつもりで缶まで囲い、熱をこもらせないでください。
2台並べて大きな調理器具を載せる、炭を起こす、衣類を乾燥させるといった用途には使えません。鉄板、焼き網、セラミック製品、スモーカーなどの補助具も説明書で使用が禁止されています。調理中は離れず、炎や缶の周囲の状況を確認します。
消火後に冷まして缶を外し、逆順で畳む
つまみを右へ回して完全に閉じ、火が消えたことを確認します。器具全体が十分に冷めてから、取り付けと反対方向へ回して容器を外します。燃焼中や熱いままの取り外し、缶を付けたままの保管は避けてください。
ゴトクはセット時の逆の手順で収納位置へ戻します。上へスライドしてから回転し、折り畳み位置に収める動きを説明書の図で確認します。力任せに押し曲げず、熱が残っていないことを確かめます。器具栓つまみも畳み、専用ケースへ入れます。

手入れと保管で確認する箇所
手入れは缶を外し、器具が冷めてから行います。吹きこぼれや水分は残さず、乾いた布で拭いて保管します。バーナーの目詰まりは不完全燃焼の原因となるため、汚れを放置しません。電極の汚れは拭き取り、位置を勝手に動かさないでください。
説明書は、Oリングなどのゴム部品が使用頻度にかかわらず経年劣化することを案内しています。毎回の点検で異常があれば使用を止め、無断分解・修理をせず販売店やメーカーへ相談します。製造年月から10年を目安とする買い替え検討の案内もあり、長く保管していた器具は使用回数だけで判断しないことが大切です。

購入前の疑問
野原カエ質問役SOD-310と同じように、ゴトクを外して使う準備をするの?
森丘シン仕様の解説役SOD-300Sは本体につながったゴトクを展開するモデルだよ。上へスライド、内側へ回転、下へスライドの順で3本とも固定を確認しよう。燃料もST-310のCB缶とは違うので、専用説明書の型番を照合してね。
SOD-300S本体と別売燃料を確認

仕様・基本情報
| 商品 | SOTO マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S |
|---|---|
| JAN | 4953571393001(公式店) |
| 使用時寸法 | 幅96×奥行94×高さ86mm(本体のみ) |
| 収納時寸法 | 幅52×奥行52×高さ81mm(本体のみ) |
| 重量 | 73g(本体のみ) |
| ゴトク・耐荷重 | 外径112mm/内径60mm、耐荷重5kg |
| 指定容器 | SOD-710T・SOD-725T・SOD-750T(説明書掲載、別売) |
| 発熱量・時間 | 3.3kW・約1.5時間(SOD-725T、25℃・無風のメーカー値) |
| 点火・付属品 | 圧電点火装置・専用収納ケース |
| メーカー表示価格 | 7,480円(税込)、2026年10月27日確認 |



